再登校事例

精神不安定による不登校 女子高校生SKさん Vol.8

順調に登校

現在は最後の不登校から3ヶ月経って、順調に登校できています。
 
精神的にも大分安定してきています。朝はいつも私が起こしていましたが、最近では自分で朝起きれるようになってきました。
 
このまま不登校にはならず、卒業できるように思います。
 
 
娘が不登校や精神的に不安定になったのは、第三因子が根本原因だと思いますが、家内の精神的や肉体的にも弱い部分が、影響を与えたと思いますが、子育てに特に大きな問題があったとは思っていません。
 
妹は性格が全く違うことが影響してか、同じ様に子育てしましたが、現在は特に問題なく生活を送っています。
 
子供自身が親の言動をどう感じるかだと思います。
 
そういう意味では程度の差はあれ、軽度の愛着障害は特別な養育環境で生まれるのではなく、どこの家族も起こりうることだと思います。

解説

妹さんの妊娠期間中は、2人目ということもあり、お母さんは精神的にも比較的安定で、桶谷式もやってなかった(?ここは私の記憶が定かでない)ため神経質になることもあまりなかったようです。

この胎児期のストレスのなさが、性格に反映し、妹さんは「特に問題なく」ということになったのだろうと思います。

ですので、親の言動をどう感じるかという感受性の部分も、独立して存在するわけではなく、親や周囲の影響を受けるのです。